宝塚記念2021展望-有力馬の考察

日曜日の上半期G1の総決算、阪神競馬場で開催されるグランプリ宝塚記念の有力馬の考察を投稿します。実は非常に相性の悪いレースなのですが今年は例年とは違うスケジュールでの開催ということで気を取り直して考察します。

クロノジェネシス
指数は最上位ですしグランプリは二連勝とそれだけ見れば当然本命にするべき馬ではあります。しかし課題は巷間でいわれているとおりのドバイでの海外遠征帰り初戦であること。あのジェンティルドンナでさえこのローテーションでは勝てなかったわけでお値段的に考えてもこの馬アタマで買うよりはひねりたくなるというものか。

レイパパレ
平均指数にするとそこまで高くはないのですが、前走は道悪でのもので5走以上前の下級条件での数字が平均に含まれていることを考えれば三走前、四走前の条件戦での指数80以上での勝ちを評価すべきか。前走の印象が強いので道悪得意と思われているますが、小柄なディープの牝馬で軽くて速い馬場の方が強いのではないかとも思います。アタマにするならこちらかも。

カレンブーケドール
二勝馬でなにしろ2着が多く単では買いづらい馬です。過去のこのレースではG1で勝ちきれない馬が初めて戴冠するレースだから今回は…などと書かれているのを目にしますが定石通り相手で押さえたいと思います。前走16ハロンで頑張ってしまって反動を心配する声が少し気になります。

アリストテレス
菊花賞の前走の条件戦での指数が80で大きく期待していておりAJCを勝ってからは長い距離はこの馬の時代ではないかと思っていたのですが二走前からはどうもパッとしない状況です。良がいいのか道悪がいいのかこの馬の個性もはっきりしないのですがやはり三歳秋の状況をみれば力はあるはず。G1未勝利馬が初めて…という文言はこの馬に当てはまるかもしれません。

モズベッロ
指数自体は非常に低くとても買えるレベルではありません。ただし、前走の大阪杯でも昨年のこのレースでもともに雨で時計のかかる馬場で指数70弱で馬券になっておりそのような馬場になるのであれば注意は必要か。とはいえ最新の天気予報をみると雨は降るが馬場を大きく悪化させるほどではなさそう。上記人気馬どれも切ることはできないのでこの馬を買うわけにはいかないか。