日曜日の3歳マイルG1NHKマイルカップの指数からみた展望を投稿します。予想オッズの上位順に有力馬と気になる穴馬について考察を記します。
グレナディアガーズ
前走は1倍台の人気を裏切っての二着、休み明けでハイペースで逃げた勝ち馬を捕まえきれなかったとの解釈が成り立つがあまり印象はよくない。指数的には充分上位でG1を高指数で勝っていることを思えば軽くは扱えないがお値段的に軸にはしたくないところ。
バスラットレオン
指数は最上位の80も問題は脚質。前走は中山のマイルG3をハイペースでの逃げ切り勝ちで指数は85とかなりの高評価。ただし直線の長い府中に替わるうえに同型多数で超のつくハイペースになりかねない。先週の府中も完全な差し馬場でこれは厳しいか。印がまわらない恐れすらあり。
シュネルマイスター
いまのところ人気は三番手もこちらも指数は最上位。前走は10ハロンの弥生賞でスローペースを先行して展開の利に恵まれたとはいえ2着も指数は85と高評価。前述の通りハイペースが予想されるので長い距離での実績は後押し材料になるか。デビュー4戦目で上がり目も見込め今のところの軸候補筆頭。
ホウオウアマゾン
前走のアーリントンCは道悪を早めのペースで先行して指数80で勝利。平均指数は76で上位に位置して概ね高値で安定しており軸にするほどのインパクトはないが相手としてはおさえないといけない馬。気になるのは前走の休み明けで力のいる馬場で厳しいレースをしたことで反動がないか。
ルークズネスト
平均指数77で上位に位置するも今のところの予想オッズは15倍程度で穴馬というほどではないが妙味あり。前走は7ハロンを早めのペースで逃げてG1馬の追撃をかわして1着。しかも前々走のシンザン記念は差して2着でこの自在性は魅力か。相手としてぜひ買いたい。
タイムトゥヘヴン
重賞で2着二回で指数も上位、地味ながらもこういう馬は怖い。もちろんアタマから帰るわけはないが2着3着付ではおさえるべき。長めの距離で良績があるのも後押し材料になるか。
アナザーリリック
出走事に指数を上げており平均指数も78と4番手。こちらも3走しかしていないので上がり目も見込める。単勝は30倍以上が予想されこれは立派な穴馬か。ところで桜花賞を回避したのは政治的理由か?前走は重馬場で差し切り勝ちで時計の速い馬場は不透明だがもっと走る可能性もある。
グレイイングリーン
前走は道悪で大敗も前々走、三走前の指数は77で平均も76と決して侮れない。抽選対象ということもあり予想オッズは200倍超だが本当に出てきたらそこまではつかないだろう。いずれにせよ穴馬であることは間違いない。ディープ産駒で府中マイルは悪いはずはないがハイペースになるのでそれはどうか?