天皇賞春2021展望:有力馬と穴馬考察

今週末日曜日の長距離G1春の天皇賞の有力馬と気になる穴馬の考察を投稿します。菊花賞で実績のある馬に最近殊更に強い牝馬と多彩なメンバーで目移りがします。

ディープボンド
今のところの予想オッズでの一番人気がこの馬。前走の阪神大賞典では重馬場の速めのペースで溢れるスタミナで圧勝でした。この時の指数は77でそう高いものではなくそれ以前の指数も大したことないので、基本人気を集めて馬券圏外と願うところです。水木と雨予報ですが週末は少し降りそうですが基本晴れ間もありそうでこの馬の得意な馬場にはならないはず。そしてペースもそれほど速くはならないとみます。

アリストテレス
断然人気の前走はがっかりの7着で今回はやや人気を落としています。前々走のAJCで不良で勝っているので重馬場くらい大丈夫だろうと自分含め皆思っていたようですが、実はそれほど得意ではなかったらしいです。今回も良馬場でできるなら菊花賞の強いレースを再現できるかと思うのですが、今年に入ってから不良、重と力のいる馬場で厳しいレースを続けているのは心配。軸にはできないし、相手としても軽めに見ています。

ワールドプレミア
指数最上位で軸の最有力候補はこちら。前走の日経賞は強い牝馬二頭に先着を許すも仕上がり途上ということらしく、それを思えば程よい負け方か。前走後は一変していると言われており、菊花賞馬の実績から今回は前走負けた二頭は逆転できるのでは。

カレンブーケドール
こちらも指数は最上位。春の天皇賞は牝馬には不利と言われるレースですがそもそも有力となる馬も出ていなかったわけでそのジンクスを打ち破る力量のある馬かもしれません。ただし勝つかというとそもそも二着の多い馬だけに厳しいか。相手としてはおさえるつもりでいます。

ディアスティマ
穴馬として挙げようと思っていたのですが、今のところの予想オッズでは10倍ちょっとでこれはがっかり。前走の松籟Sは今回と同距離同コースで指数81の勝利。ただし、もともと設定のない距離なので急ごしらえの基準タイムで計算していますので信頼性は微妙です。人気馬は差し馬が多くこの馬の逃げは確かに怖いです。

ウインマリリン
実は牝馬で期待しているのはこっちのほう。平均指数にすると若干劣るのですが先行脚質で展開の利を享受できる可能性が魅力か。前走でカレンブーケドールに勝っているにもかかわらずこちらのほうが人気薄というのも妙味を感じます。