日曜日府中の大一番、日本ダービーの有力馬の考察を投稿します。昨年は指数的にはコントレイルとサリオスの二強だったのですが今年は混戦模様です。
エフフォーリア
皐月賞を圧勝してこの馬で仕方ないかと思っていたのですが、指数を計算すると意外に低いという印象。共同通信杯の指数は高いものの皐月賞は稍重の時計のかかる馬場のためか指数は伸びていません。昨年のコントレイルはサリオスと共に他馬を引き離す指数最上位だったのに比べると今年はこの人気ほどには指数的に評価ができないということになります。稍重の馬場で指数の信頼性は低いですが、指数で予想する立場としてはこのお値段では軸にはできないと考えています。
サトノレイナス
平均指数は80で二位タイです。前走の桜花賞はハイペースを後方から追い込んだものでやや展開に恵まれたか。鮮やかな差し脚で二番人気になっていますがいままでマイルしか経験がないところで牡馬と混じって1.5倍の距離がどうか。こちらもお値段的に食指は伸びません。
シャフリヤール
こちらも指数は80で二位タイ。前走の毎日杯はハイペースを先行してしかも狭いところから抜け出して勝利。前々走の共同通信杯はエフフォーリアの3着でしたがデビュー二戦目で遅いペースを後方からいってのものでその後の上がり目を考えれば逆転すらできるのではないかと思わされます。前走はレコード勝ちで格言から行けば敬遠なのですが最近はあまり聞かなくなりましたね。人気馬の中では軸候補筆頭で考えています。
ディープモンスター
一貫して長めの距離を使われていてダービー向きといわれていたためか意外に人気しそうなこの馬。指数的には74でだいぶ落ちるので人気先行と見て相手としても軽視したいと考えます。二走前と三走前の11ハロンでの連勝は指数も高めではありますが、京都新聞杯を回避した臨戦過程は順調とはいいがたく消しでいいのではないか？
タイトルホルダー
弥生賞をスローで逃げ切って展開の利を活かしただけと軽視していた皐月賞は速いペースを早め先頭から粘りこんで二着と実力を示しました。今回はマイルの逃げ馬が出てくるのでスローの逃げは叶わないと思うのですが、大逃げを二番手追走で逃げてるのと変わらないような形になるかも。スローで逃げてもキレ負けしそうな馬なので案外ハマるのではないかと考えています。指数は中くらいの位置ですが侮れないと考えています。
ワンダフルタウン
平均指数は78と上位のほう。5か月ぶりの青葉賞勝ちの指数は79とまあまあ。ただし昨年秋から80近い指数を出していて叩き二戦目で上げてくる可能性が高くアタマといわれると厳しいが相手としてなら買う価値は充分あるか。デビュー以来すべて馬券圏内の堅実さにも注目しています。