菊花賞2021展望-展開と馬場から

明日の牡馬三冠最終の15ハロンの長距離戦菊花賞の展開と馬場からの考察を投稿します。今年は阪神開催だけに難しいところがありますがどうでしょうか。

展開から

逃げ馬というとエアサージュということになるのですが、タイトルホルダーの出方が鍵か。弥生賞で逃げ切り勝ち、皐月賞では途中から逃げて好走しているのですが、その後はダービー、セントライト記念と逃げずにパッとしない成績でここで先手を主張すればペスは速めになるかも。とはいえこの距離ですから競ってともつぶれになるようなことをするとも思えません。自信は無いのですが、エアサージュの単騎逃げでスローペースを願望込みで予想します。

馬場から

土曜日の阪神の馬場からの脚質傾向は普通に先行有利といったところ。ただし、速いペースの未勝利戦で差し追い込み決着で決まっているところからみると差しが届かない訳ではなさそう。暫定馬場差は-0.3秒と計算され、先週の渋った馬場よりはもちろん速いのですが、開幕週よりは若干かかっているという印象です。明日の関西地方は晴れで、傾向は変わらないものと考えます。

考察

速い馬場でペースは遅めという予想をしているのですが、そうするとこの距離なりに決めて勝負になるのではないかと考えます。今現在一番人気のステラヴェローチェですが、トライアルの中でも関連性のある神戸新聞杯の勝ち馬ではありますが不良馬場でのものということで人気を集め切れていないのではないかと考察します。とするとディープ産駒で切れ味の活きない馬場で差の無かったレッドジェネシスの逆転に期待するという考え方が差の無いオッズに反映されているように思うのですがいかがでしょう。指数的には前者の方が圧倒的に高く意外とつくので美味しいという相反した考え方が出てきます。
そのほか、どうしても指数最上位の逃げ馬エアサージュは気になります。菊花賞で逃げ切るとなると相当力がなければ厳しいと思うのですが、前走高指数とはいえ札幌の2勝クラスで僅差の勝ちでは強調はできません。とはいえ、願望通りのペース遅めの逃げでタイトルホルダーも競りかけてこなければなどと都合のいいことを考えて複勝買ってみるのもいいかなどと考えています。