花巻南温泉峡大沢温泉滞在記|自炊もよし食堂もよし湯治屋食事編

大沢温泉やはぎ天ざる 温泉

岩手県花巻南温泉峡の「大沢温泉」の湯治屋での滞在記で食事編です。湯治宿ということでもちろん自炊もできますし、「やはぎ」という食堂で食べても大満足です。自炊をしたい際のポイントや食堂のメニューについて解説します。お値段をおさえてかけ流しの温泉湯治生活を送りたい方にぜひご覧いただきたいです。

自炊の実践について

こちらが中館にあるもっともメジャーな炊事場です。

大沢温泉湯治屋炊事場

東北には自炊場を備えた湯治宿はたくさんあるのですが、ちゃんと稼働しているという意味ではここが一番では。このほかに本館の二階と若葉荘にも小さい自炊場があります。

大沢温泉湯治屋ガス自販機

そしてこちらが湯治屋の紹介で必ず出てくるガスの自販機。十円を入れてレバーをまわすとゼンマイ的な音がして約8分間ガスを使えます。かなり古い機械なので正直使う時にはハラハラします。新品もなさそうですし、無料にするのも厳しいので使い続けるしかないのでしょうか。

大沢温泉湯治屋食器棚

電子レンジやトースターまた食器類もすべてそろっていますので基本持参する必要はないです。ただし、フライパンはテフロン剥げ剥げのものしかないので、持って行った方がいいかもしれません。また、持ち運びのしにくい包丁は帳場で貸してもらえます。

大沢温泉湯治屋スープ調理中

こちらは以前夏休みに脂肪燃焼ダイエットスープで湯治ダイエットを実践したときのスープを調理していた際のもの。とはいえ、最近はちゃんと調理をすることは少なくなってしまいました。

大沢温泉湯治屋おかゆ

もちろん本格的な調理をする必要もなく、例えば上の写真のようにお湯だけ沸かしておかゆにしてキムチと一緒に食べれば充分かも。売店ではカップラーメン、カップうどんなど売っているのでそれで安上がりに済ますのもありと思います。
食材の調達については売店以外に歩いて行ける場所にはお店はありません。代表的なスーパーは以下三店舗です。
・Aコープ ゆぐち店(車で約10分 / 温泉から一番近いスーパー)
・マックスバリュ 花巻店(車で約15分 / 大型店舗で品揃え豊富)
・ユニバース 花巻桜木店(車で約15分 / 地元の新鮮な食材が揃う)
バスでもいけないことはないですが、買い物の時間とバスの時間と綿密な計画が必要で、車で買い出しに出かけるのが現実と考えます。

食堂「やはぎ」

大沢温泉では決して自炊をする必要はなく、食堂の「やはぎ」で朝昼晩食事ができます。湯治屋の食堂といっても侮るなかれ。どのメニューも美味しくてハズレ無しです。

大沢温泉やはぎメニュー

こちらが最新のメニュー。価格は普通です。数年前に値上げをしたのですが、それまでが安すぎた感がありますのでちゃんと利益を出して末永く営業して欲しいと思います。

営業時間

朝昼晩で以下の時間で営業しています。
・朝:7:30~9:00(予約制)
・昼:11:15~14:00(ラストオーダー13:45)
・夜:17:15~21:30(ラストオーダー21:00)
立ち寄り湯のお客さんも利用できます。ただし、混雑が予想される土曜日の夕食は宿泊者の身になるケースが多いです。朝食は宿泊者専用で、メニューも朝定食のみになります。
ここからお気に入りのメニューについて記します。

天ざるそば

大沢温泉の近くにはそば畑が広がっており「やはぎ」でもそばが看板メニューです。

大沢温泉やはぎ天ざる

天ぷらは揚げたてのサクサクほかほか。海老はもちろん野菜の天ぷらもたいそう美味しいです。天ぷら好きの長男が気に入ってた来ると必ず食べますが、パパも大好きでかなり食べる頻度は高いです。

生姜焼き定食

メニューの筆頭にあるしこちらも看板メニューなのかと思いながらなかなか食べる機会がなかったのですが5年ほど前に初めて食べました。

大沢温泉やはぎ生姜焼き

熱々の鉄板で供されるもやしにのった生姜焼きは味付け抜群で文句なしです。大沢温泉湯治屋で連泊していると栄養面で不安になることがあるので、サラダ付きの定食はかならず一食は食べるようにしています。

ひっつみ定食

岩手の郷土料理「ひっつみ」は小麦粉を練ったひっつみと野菜鶏肉を一緒に煮込んだ郷土料理

大沢温泉やはぎひっつみ定食

出汁が素晴らしく美味しい。特に冬の寒い時期には暖かいくて幸せな気持ちになります。いなり寿司も好物なのでお気に入りです。涼しくなった頃よくたべるようにしています。

ウナギ定食

こちらはメニューにないウナギ定食です。隠しメニューなのか?そもそもウナギはどのメニューにもないのでどうやって調達したのかは不思議です。

大沢温泉やはぎうなぎ

メニューにないものをどうやって食べたのかというと、宿泊プランの中に【夕食:ひっつみ定食に布団付】プランがあるのですが、連泊の場合は「お任せ定食」になると記載があります。昨年このプランで4連泊したのですが3泊目に出てきました。ウナギはふっくらふわふわで美味しく焼けていてかなりお得な気分になりました。
毎回お任せ定食でウナギが当たるわけではないと思いますので、あくまでも一例としてご理解ください。
このプランでの連泊は食事面でも楽しみになりおすすめです。今年の夏休みもこのプランで連泊しようといまから画策しています。

そのほか

今年に入って中華そばやナポリタンも試してみましたが、素朴な感じでなかなか美味しかったです。

真冬の時期の鍋焼きうどんや、暑い時期の冷麺、親子丼など丼もの、そのほか色々試してみましたがハズレはありません。先日行った際には「ホルモン焼きうどん」という限定メニューがありかなり惹かれましたが自重。そうそう長くは連泊できず上記お気に入りメニューでまわすことが基本ですが、色々試してみたい食堂です。

と、こんな具合で大沢温泉湯治屋での食生活について記しました。自炊しても食堂で食べても普通の温泉宿とは違う体験ができると思います。こうした面からも大沢温泉本当におすすめです。一度お試し頂ければと思います。

大沢温泉の紹介湯治屋食事編のまとめ

  • 自炊をするならスーパーでの買い出しやフライパンなどの持参品に注意
  • 食堂「やはぎ」は外れなしにどのメニューもおいしい
  • 宿泊プラン【夕食:ひっつみ定食に布団付】での連泊時のお任せメニューは秀逸

自炊と食堂の選択はその時の準備やお疲れ度合いで決めるといいと思います。何といってもその選択肢が豊富なところがこの宿の最大の特徴ではないでしょうか。例えば連泊中の前半は気合を入れて自炊、後半は食堂「やはぎ」で楽するといった計画を提案します。

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シリーズ定宿大沢温泉他記事へのリンク

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【全体編】 大沢温泉全体ガイド|宮澤賢治も通った二つの宿と六つのお風呂
(三つの棟と六つのお風呂やアクセス・周辺観光を解説)
【お風呂編】 大沢温泉の紹介|至福の湯めぐりができる多彩なお風呂編
(混浴露天や女性専用時間の詳細など、6つの湯めぐりを徹底解説)
【山水閣編】 大沢温泉山水閣宿泊記|誰にでもお勧めできる近代旅館
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【湯治屋・部屋編】 大沢温泉滞在記|築200年の湯治屋建物・部屋編
(江戸時代から続く迷路のような館内と、ノスタルジックな客室の記録)

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